赤村の観光からお知らせ
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1内田三連橋梁
内田三連橋梁
うちださんれんきょうりょう
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筑豊の近代化遺産として知られる内田三連橋梁はこのときからのものです。二つの構造物はレンガと切石によるもので、特徴ある形態と古くから残る周囲の景観が評価され、ともに国の登録有形文化財となっております
2トロッコ油須原線
トロッコ油須原線
トロッコゆすばるせん
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今は廃線となった鉄路を利用したトロッコ列車です。赤駅前から野原越トンネルまでを往復し当時の情緒が楽しめます。寄付金として大人300円、子供(小学生)150円を頂いております。冬期を除く原則第2日曜日(8月は第1日曜日)に行われています。お越しの際は平成筑豊鉄道を利用していただき赤駅で下車していただければ大変便利です。
詳しくは赤村役場【TEL】0947-62-3000か赤村トロッコ油須原線・赤村トロッコの会ホームページまで。
3大内田岩戸神楽
大内田岩戸神楽
おおうちだいわとかぐら
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(国重要文化財豊前岩戸神楽のひとつ)。その始まりは明暦(1655)年、牛馬の疫病に困り果てた村民が大祖神社に願をかけたことにあります。その際、おみくじを引いたところ「四月に神楽をせよ」という神意が示されたそうです。これにより大内田地区では家が三軒になるまで四月に神楽をすることとなりました。明治から大正にかけて、築上町の赤幡神楽(県指定無形民俗文化財)から指導を受け現在の形となりました。
4戸城山城森林公園
戸城山城森林公園
としろやまじょうしんりんこうえん
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戸城山城は、鎌倉幕府が倒れた後の南北朝時代、延元四(暦応二・1339)年に築造されました。肥後の雄菊池家の当主、南朝方の菊池武重が対立する北朝方の武将たちに対する備えとして城を築き、子の武光に守らせたと記録があります。戦国時代にはいくつもの争いがあり、中でも小夜姫の悲話に関係した山城であることで知られます。九州平定にのりだした豊臣秀吉は、天正十五(1587)年岩石城攻略の際、この戸城山に布陣したとか…そんな言い伝えもある戸城山城は、戦国時代の幕引きとともに廃城となりました。先に小夜姫の悲話についてふれましたが、小夜姫は当時の戸城山城主畠山義深の娘でした。城の攻防戦の際、危機を脱しようと城を抜け出しました。しかし、道中で家来の裏切りにあい女中たちとともに切り捨てられようとされ、はずかしめを嫌った姫は眼下の川に飛び込んでしまいました。その化身が蛇巻岩と言われ、今でも今川のほとりにひっそりと残っております。
5見取の棚田
見取の棚田
みどりのたなだ
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人と自然との共生を象徴するもののひとつとして棚田があります。長い年月をかけて育まれた棚田は、独特の景観を演出し日本各地に存在します。時代の変化とともに少なくなりましたが、赤村にも棚田が残ります。それは九州自然歩道の沿線である見取、後山、大伊良の各地区にあり、訪れる人も少なくありません。いずれもこれまで赤村の農業の発展を支えてきたことを示す文化的景観と言えます。
6岩獄稲荷・石坂渓谷
岩獄稲荷・石坂渓谷
いわたけいなり・いっさかけいこく
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この渓谷は、両岸を数十メートルの断崖におおわれた谷底を清流が時には、緑を映し、時には、紅葉を映して、よどみなく流れ、実に美しい景色をご覧頂けます。
7石坂トンネル
石坂トンネル
いっさかトンネル
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このトンネルは、九州で一番古い鉄道トンネルで村内にはレンガと切石による鉄道関連の橋梁が、大小10数基あります。大きな開発事業がなく、農村としての景観を今に維持することができたための、近代化遺産群が良好な状態で保存されております。
8源じいの森
源じいの森
げんじいのもり
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森の中のこの建物は、宿泊施設、研修・会議室・運動やコンサートのできるほたる型の多目的ホール・食堂があります。グリーンシャワーガーデンで森の散策や木の遊具、森を縫って流れる川で自然を満喫できます。森の作り出すグリーンシャワーやほたる館の光の塔が作りだす空間は訪れる人たちをやさしくお迎えします。詳しくは源じいの森のホームページへ。
9蛇巻岩
蛇巻岩
じゃまきいわ
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戸代城主のお姫様だった小夜姫の悲しい最後にまつわる伝説の岩と伝えられています。
10油須原駅
油須原駅
ゆすばるえき
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旧国鉄油須原線は、これは、大正期に計画がなされましたが、実際に出来上がったのは昭和30年代の終わりでした。筑豊でも山間部に位置する炭坑を経由し、油須原に至る路線でしたが、このとき既に筑豊炭田の各炭坑は軒並み閉山。このため、開業することもなく油須原線は廃線となりました。
11秋葉神社
秋葉神社
あきばじんじゃ
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油須原地区には秋葉神社神幸祭という祭が伝わっております。この祭は、天保九(1838)年油須原地区で大火が起こり、集落のほとんどを焼き尽くしてしまったことに始まります。二度とこのような惨状を起こすまいという人々の思いが、「天下泰平」「国家安泰」を祈る祭という形になりました。現在は農繁期の落ち着く十月の第一週末にとりおこなわれます。
12赤村特産物センター
赤村特産物センター
あかむらとくさんぶつセンター
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あか村の豊かな農産物、その加工品を集め多くの人々に提供している場所が「赤村特産物センター」です。お米をはじめ、新鮮野菜や果物、そして農産物をふんだんに使用した加工品がいつも並んでいます。季節の野菜は遠くから、レストランや料亭の食材調達に訪れる人も少なくありません。また、加工品には、村びとたちがこれまで日頃から食べてきた食文化を象徴するものがたくさんあります。食と農という歴史文化を通して「あか村らしさ」を堪能できる場所が、「赤村特産物センター」です。また、この特産物センターには「とことん赤村」という憩いの場があります。ここでは日替わり定食や、土日限定での「ばっちゃんカレー」(おかわり自由)が好評です。あか村をおなかいっぱい味わえるマル秘スポットです。
(赤村特産物センター)住所:赤村大字赤5951-1 ℡0947-62-2990
・営業時間 8:30~17:00 定休日
(とことん あか村)住所:赤村大字赤5951-1 ℡0947-62-2929
・営業時間 10:30~13:30(食事提供) 8:30~17:00(休憩利用)
13あかむらこぶり広場
あかむらこぶり広場
あかむらこぶりひろば
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特産物センター前のこぶり広場、我鹿八幡神幸祭の際にお旅所となる今川公園があります。これらの場所はいずれも水深が浅いため、清流に親しまれるスポットとして人々がつどいます。
14今川河川公園
今川河川公園
いまがわかせんこうえん
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山とくれば川、赤村は英彦山を水源とする今川の両岸にある平野部を中心に発展してきました。つまり、今川は赤村にとって母なる川です。
15我鹿八幡神社
我鹿八幡神社
あかはちまんじんじゃ
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赤村の春の祭りとして代表的な我鹿八幡神幸祭は、元和元(1615)年小倉藩主の細川忠興が神社を現在の地に移す際におこなわれた神事が起源とされております。現在は下赤地区の山笠保存会が中心となって、五月四・五日におこなわれる神幸行事をとりおこなっております。
16岩石山
岩石山
がんじゃくさん
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岩石山の頂上付近の国見岩は、獅子に似ていて、別名、獅子岩とも言われ、展望もすばらしく、タムシバやミツバツツジが登山者を励ましてくれます。山の高は海抜456.5メートルです。
17光明寺の梵鐘
光明寺の梵鐘
こうみょうじのぼんしょう
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古くからのお寺も数ある赤村には、人々の思いが込められた文化遺産があります。光明寺梵鐘(村指定文化財)は、日本では珍しい中国製の梵鐘です。日本には数例しか存在しない明代(明とは中国王朝で、日本の鎌倉・室町時代に存在した帝国)のものでかなり貴重です。
18光明八幡神社
光明八幡神社
こうみょうはちまんじんじゃ
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上赤地区に伝わる光明八幡神幸祭は、今の形となったのは安永三(1774)年とされますが、現在の祭台帳は嘉永三(1850)年からの記述が現存します。神社の起源はさらに古いとされ、由緒ある村の行事として人々に親しまれております。祭りは我鹿八幡神幸祭と同じ五月四・五日に開かれ田植え前の村を彩ります。
19大原貴船神社大クスの木
大原貴船神社大クスの木
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天然記念物として、正福寺の大銀杏、貴船神社のオオクスノキは、村でも特筆すべき大樹です。詳細なことは今後の調査によりますが、樹齢は数百年を数えるものとして村民に親しまれております。
20正福寺の大イチョウ
正福寺の大イチョウ
しょうふくじのおおイチョウ
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高さ約20m、幹まわり約1.5m、幹の直径約1.5mの巨木。幾多の巨大台風にビクともしません。
21琴弾の滝
琴弾の滝
ことひきのたき
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その昔天智天皇がこの滝のほとりで休まれた際、天女が舞い降りて琴を弾き、天皇をなぐさめた のが名前の由来と言われています。滝の高さは約10メートルあり、滝の入り口の左手に、この滝の由来を記した大きな石碑があります。
22大音の滝
大音の滝
おおおとのたき
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十津川上流に位置し、落差は約10メートル。水に落ちる音が大きいことが名前の由来と言われています。また、下の方が2段になっているので、特に壮大な響きを感じさせます。