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山紫水明あか村

ここでは、村の魅力を象徴している自然遺産をいくつか紹介いたします。赤村の自然遺産をお話しする上で重要なものが九州自然歩道です。赤村の主な自然遺産は、この自然歩道の沿線に位置しています。

九州自然歩道

きゅうしゅうしぜんほどう

赤村の主な自然遺産は、この自然歩道の沿線に位置しています。九州自然歩道とは、環境省が九州各県を結ぶ総延長2,587kmの自然歩道です。田川地区では福智・香春・赤・添田を縦断します。

棚田の景観

たなだのけいかん

人と自然との共生を象徴するもののひとつとして棚田があります。長い年月をかけて育まれた棚田は、独特の景観を演出し日本各地に存在します。時代の変化とともに少なくなりましたが、赤村にも棚田が残ります。それは九州自然歩道の沿線である見取、後山、大伊良の各地区にあり、訪れる人も少なくありません。いずれもこれまで赤村の農業の発展を支えてきたことを示す文化的景観と言えます。

石坂渓谷

いっさかけいこく

自然歩道の沿線にある名勝として、他に石坂渓谷、琴弾滝と大音滝があります。石坂渓谷は、昔から交通の要衝とされ、江戸時代から開発の記録が残ります。今川を利用した水運と陸路のため、いく度かの工事が行なわれてきたようです。

琴弾の滝

ことひきのたき

琴弾滝は古い伝承を持つ由緒あります。時は奈良時代、天智天皇(在位668~672年)が朝鮮半島の国々との戦乱に敗れ傷心しきっている時、この地を訪れたそうです。その際天空から琴を抱えた天女が舞い降り、天皇を琴の音色で慰めたと言い伝わります。また、それより上流には大音滝という落差10数mに及ぶ滝があります。常に豊富な水量を湛えているため、豪快な水音がこの呼び名となっていると言われます。

大銀杏とオオクスノキ

おおいちょうとおおくすのき

天然記念物として、正福寺の大銀杏、貴船神社のオオクスノキは、村でも特筆すべき大樹です。詳細なことは今後の調査によりますが、樹齢は数百年を数えるものとして村民に親しまれております。

岩石登山道

がんじゃくとざんどう

山々に囲まれた赤村において、岩石山と戸城山では登山道が整備され自然に親しむことができます。このうち岩石登山道では、国見岩、大砲岩、八畳岩、天狗岩など名前のついた巨岩を目にすることができます。これらは、赤村の地質を象徴する花崗岩質によるものです。岩石山の山頂から麓には、このような巨岩が群れをなしています。このうち国見岩、獅子岩に登ると、筑豊一円を見下ろすパノラマを目にすることができます。

戸城山登山道

としろさんとざんどう

戸城山登山道は、岩石山と比べると傾斜が比較的緩く、歩きやすいことで知られます。いずれの登山道も1時間以内で山頂に到着できます。山頂は森林公園となっており、赤村を一望できるスポットでもあります。

こぶり広場

こぶりひろば

特産物センター前のこぶり広場、我鹿八幡神幸祭の際にお旅所となる今川公園があります。これらの場所はいずれも水深が浅いため、清流に親しまれるスポットとして人々がつどいます。

今川公園

いまがわこうえん

山とくれば川、赤村は英彦山を水源とする今川の両岸にある平野部を中心に発展してきました。つまり、今川は赤村にとって母なる川です。

源じいの森

げんじいのもり

森の中のこの建物は、宿泊施設、研修・会議室・運動やコンサートのできるほたる型の多目的ホール・食堂があります。グリーンシャワーガーデンで森の散策や木の遊具、森を縫って流れる川で自然を満喫できます。森の作り出すグリーンシャワーやほたる館の光の塔が作りだす空間は訪れる人たちをやさしくお迎えします。詳しくは源じいの森のホームページへ。

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